ジーバーFOODは、地場(地元)のジーちゃん、バーちゃん達が、まごころ込めてお弁当をつくり、働く現役世代においしさと健康を届けることで、地元を元気にしよう!というプロジェクトです。製造拠点は、仙台市太白区長町の商店街の中に構えています。
2021年秋、商店街の会長から「空きテナントになった場所を、地域のために活用してほしい」というご相談をいただきました。我々に何ができるだろう?と考え、地域の人たちの声に耳を傾けてみると「もっと働きたい」「まだまだ元気だ」「社会のために役に立ちたい!」という、地域に住むシニア世代の方々の本音がたくさん聞こえてきました。そこに「食」を掛け合わせることで、シニア世代の得意分野である「手作り料理」で、若者の課題である「不健康な食生活」を改善できる事業を立ち上げました。それが、ジーバーFOODの始まりです。
ジーバーFOODは、2022年11月の事業開始以降、多くのメディアでも取り上げられ、たくさんの注目を集めています。これからの日本社会にとって、必ず必要な取り組みとして、2023年からは全国へ拡がっていきます。
日本は2025年に超高齢社会に突入すると言われています。しかし、高齢者と呼ばれる世代の方々がイキイキしている人で溢れていたら、そしてそんな人たちで溢れている街があったとしたら、決してネガティブな話ばかりではありません。ジーバーFOODは、一人でも多くのジーちゃん、バーちゃん達に「やりがい」「生きがい」をお届けし、結果的にこの地域全体がイキイキしたシニアで溢れる街になることを目指しています。
働く現役世代の70%は、栄養バランスの悪い不健康な食生活を送っているというデータがあります。健康の源である「食」を、ジーちゃん、バーちゃん達の得意技である「手作り料理」で改善したい!そんな思いで、毎朝まごころ込めてたくさんのお弁当をつくりあげています。
ジーバーFOODは、ただお弁当を作って売るだけのビジネスではありません。「食」を通じて、地域を元気にすることを目指しているため、地域のコミュニティを最も大事にしています。月に1度、地域の人たちをお招きした料理教室や、懇親会(ジーバースナック)の開催を通じて、世代を超えたコミュニティを育んでいます。