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不動産特定共同事業

不動産特定共同事業 CROWDFUNDING

不動産を活用した
クラウドファンディング

私たちは、2021年に小規模不動産特定共同事業者として、宮城県で初めての登録をされました。
不動産特定共同事業とは、不動産を活用したクラウドファンディングのことで、
新しい形の資金調達方法として近年注目されている仕組みです。
この活用により、今までは見捨てられていた価値のある古民家を活かすことができたり、
地域にとって必要な施設の創出などに役立つことが期待されます。
不動産を活用したクラウドファンディング

私たちがチャレンジする
「共感投資」の可能性

一般的な不動産投資は、1人または1社の個人(企業)が投資を行い、その投資額に見合う収入を狙います。当然、金銭的なメリットがないと投資を行わないというのが大原則になります。しかし、地域における不動産がもたらす価値は、必ずしも目先の金銭的メリットと直結するとは言えません。例えば、その地域を代表する歴史ある建造物に修繕が必要で、その費用は数千万円かかるとします。その費用をかけて工事をしたあと、そこをカフェにしよう!となり、テナント賃料をもらっても、利回りが低い、、、だから銀行融資がおりない。銀行からは「地域にとって良い取り組みだとは思いますが、さすがにこの収益計算だと融資は難しいです。」と言われてしまう。こんな話はよくあると思います。

このようなケースで金融機関に頼るだけでなく、「共感してくれる方々からの投資を募る」という選択が私たちがチャレンジしている「共感投資」のあり方です。
利回りは低いけど、そのカフェができることでこの地域の価値が高まるんだ!だから、みんなで少しずつお金を出し合って実現させよう!そんな取り組みが可能になります。そして、共感を多く集めたその事業は中長期的に見ると、金銭的な利益を多くもたらすことがほとんど。共感を集めることこそが、現代ビジネスの根幹なのです。
「共感投資」は日本に眠る魅力ある地域の可能性を広げてくれる素晴らしい仕組みだと私たちは信じて、拡げていきます。

「共感投資」のプラットフォーム【ハロー!RENOVATION】

「共感投資」のプラットフォーム
【ハロー!RENOVATION】

共感投資を募る方法として、私たちは【ハロー!RENOVATION(運営:株式会社エンジョイワークス)】というプラットフォームを活用しています。このプラットフォームを活用した、空き家や遊休不動産の活用は、2023年3月に発表された「地域価値を共創する不動産業アワード(国土交通省)」にてアワード大賞を受賞しており、これからの全国各地に点在する空き家問題の解決手段として大きな注目を集めています。

【ハロー!RENOVATION】を活用した共感投資の募り方は非常にユニークです。あくまで投資商品なので、金銭的なリターンの説明は行いますが、より重要度高く発信しているのが「共感」を集めるための「イベント」です。イベントの種類はさまざまで、出資検討をしている方々と空き家の活用コンセプトを一緒に考えたり、一緒にDIYをして内装工事をしたり、BBQをしながら語り合ったりします。そうすることで多くの「共感」を集め、名実ともに「みんなで一緒に作る施設」が出来上がります。投資した方の8割以上が、投資した理由を「事業者への共感・応援」と回答しているのが【ハロー!RENOVATION】の大きな特徴の一つです。

宮古島での取り組み事例

21名の方々から合計950万円の出資
21名の方々から合計950万円の出資
私たちは、2022年に沖縄県宮古島市にある空き家を活用し、宿泊施設(民泊)を開業しました。このリノベーション工事に要した費用の一部を【ハロー!RENOVATION】を通じて、出資を募り、最終的には21名の方々から合計950万円の出資をいただきました。
宮古島独自のお酒の飲み方「オトーリ」をオンラインで披露
宮古島独自のお酒の飲み方「オトーリ」をオンラインで披露
投資家を募るイベントでは、「オトーリ」という宮古島独自のお酒の飲み方をオンラインで披露し、全国各地の方と乾杯をしました。
投資家特典としては、1年に1回の無料宿泊体験をプレゼントしたり、他の日程で宿泊しても「いつでも宿泊料10%OFF」とするなど、金銭的なメリットに加えて多くの体験を提供する特典にたくさんの共感が集まりました。
この事例は、私たちにとっての第1号ファンドとして運用がスタートされ、
2027年11月まで(5年間)運用していきます。
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