株式会社ユカリエがPMとして参画する沖縄県宮古島における地域連携プロジェクト「ぱーんとぅ笑楽校」が、公益財団法人トヨタ財団主催「新常態における新たな着想に基づく自治型社会の推進」における2024年度国内助成プログラムに採択されました。全国からの応募総数117件のうち、厳正な審査を経て選ばれた9件の採択案件の1つとして、本プロジェクトが選出されました。

本プロジェクトでは、「旧宮島小学校(現在は廃校)」を活用し、地域住民と協力しながら関係人口の増加と新しい自治の形を目指します。地域の特性や課題を踏まえつつ、地域の持続可能な発展に寄与する仕組みを創出することを目指し、今後約2年間にわたり実行される予定です。プロジェクトの進捗や成果については、今後も随時お知らせいたします。

ユカリエは、地域社会の活性化と持続可能な発展に向けて、宮古島の地元企業や自治会などと連携しながら本プロジェクトを推進してまいります。

【トヨタ財団国内助成プログラムの概要】

2024年度のトヨタ財団国内助成プログラムは、昨年度に引き続き「新常態における新たな着想に基づく自治型社会の推進」をテーマとし、以下の2つのカテゴリーで募集が行われました。

1. 日本における自治型社会の一層の推進に寄与するシステムの創出と人材の育成
2. 地域における自治を推進するための基盤づくり

総数137件の応募案件の中から、厳正な審査と選考委員による協議を経て、最終的に「日本社会」カテゴリーで3件、「地域社会」カテゴリーで9件、合計12件のプロジェクトが採択されました。トヨタ財団は、地域コミュニティの変革と自治型社会の構築を促進するため、8,100万円の助成総額を決定しました。

選考の結果、特に地域コミュニティにおける自治と経済の循環を実現するモデルとしての可能性が高く評価された「ぱーんとぅ笑楽校」プロジェクトが、今回の採択を受けるに至りました。島尻地区の廃校を拠点とし、地域の伝統文化や住民の思いを活かしながら、持続可能な地域経営の新たな形を模索していきます。